監督:サム・テイラー&フレッド・ニューメイヤー
出演:ハロルド・ロイド
三大喜劇王だがこの人のことを知ってる人は少ない。
チャップリンの映画は幾度もテレビ放送されているのに、ロイドやキートンの映画は殆どテレビ放送されていない。レンタルにもない。
ってことでロイド映画はこれが始めてです。

周囲の期待を一身に集め、田舎から都会に出て来た青年がいた。残してきた恋人には主任を任され……なんて手紙を出すが、実のところ、ただのデパートの売り子。それも度重なるドジで、首さえも危ない状態だった。そこへ彼女がやってきて、なんとかとりつくろうとしてますますドツボにはまり、ついに解雇通告を受け取ってしまう。だが、壁のぼりが得意な友人をビルに登らせる販促キャンペーンに借り出すことで、何とか汚名返上を果たそうと画策。しかし宿敵の警官に友人は追われ、ついに彼自身がビルに挑むことに……。




この映画、ジャッキー・チェンのプロジェクトAやバック・トゥ・ザ・フューチャーの元ねたになった時計台のシーンが有名です。

ずっと見たいと思っていたのですが、予想以上に面白かった。

今まで見たサイレント映画の中では一番面白いかもしれない。

とはいえ、サイレント映画なんて40〜50本程度しかみたことがないけど・・……(-。-) ボソッ

ビルのぼりのシーンが意外と長く20分ほどありますが、飽きることなく見れます。

本当に登って生きます。スパイダーマンアランのように道具を使わずに。

しかもこのとき親指と人差指が義指だったとか。

ジャッキー・チェンだけでなく、マイケル・ホイもこの映画の影響を結構うけてそうです。見たことあるようなシーンが連続します。



落ちたら死んじゃうかも・・・

命知らずの喜劇王とよべれる所以でしょう。

ほかのロイド作品も見たいと思う今日この頃です。