監督:荒井良平
出演:入江たか子
佐賀の化け猫に材を採った怪談話。入江たか子が化け猫女優として初登場。陰謀によって息子を失った母親が自害する。やがて首謀者の筆頭家老の屋敷に、怪猫の姿が現れ始める。

若かりし頃深夜のテレビ放送をひとりで見て怖かったことをかすかに覚えている。
あと化け猫のアクロバティックな動きだけが印象に残っていた。

さすがに古い映画なので音声が若干聞き取りにくい。

入江たか子が化け猫を演じて話題になったとか?正直この時代の役者は全くしらない。入江たか子ってだれ?


前半部分の展開はやはりテンポが悪い。今の時代にはうけないのではなかろうか?
最近日本古来の怪談はめったにお眼にかかれないが、こういったゆっくりしたテンポでは集中力のない若者には辛いだろう。

後半の着物でのアクロバティックなアクションはなかなか楽しめる。
しかし、囲碁の勝負で人を殺すなど、あまりにも衝動的である。